• 2017-3-23

【最新情報】大阪市「なにわ筋線」実現へ、JR、南海、阪急の乗り入れで関空へのアクセス向上

うめきた新駅(なにわ筋線)

ついに、大阪都心を南北に貫く鉄道新線「なにわ筋線」の計画が大阪府、大阪市、JR西日本、南海電気鉄道、阪急電鉄の5者で大筋合意しました。

2021年度の着工、2031年の開通を目指します。

建設構想から約30年。

もはや都市伝説化していた巨大プロジェクトです。

4000億円ともいわれる巨額事業費をめぐり、採算性などが壁になり、長らく止まっていた計画でしたが、昨今の外国人観光客の増加を背景についに動き出しました。

なにわ筋線が開通することで、大阪都心から関西国際空港のアクセス時間が短縮されるメリットがあります。

なにわ筋線の事業計画合意までの流れ
1989年 国土交通省(旧運輸省)の運輸政策審議会答申10号において「2005年までに整備することが適当である区間」とされる
2004年 近畿地方交通審議会答申8号において「中期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」として盛り込み
2009年 前橋下知事によって、近畿運輸局など関係団体が集められ、なにわ筋線に関する懇談会が開かれる
2012年 国土交通省近畿運輸局がなにわ筋線に関する調査結果を発表
2014年 関西空港経由のインバウンド(訪日外国人旅行)の増加を背景に大阪府、大阪市、JR西日本、南海電気鉄道の4者が実現に向けて検討
2017年 ・大阪府、大阪市、JR西日本、南海電気鉄道の4者が計画を大筋合意
・阪急電鉄が十三駅~うめきた新駅をつなぐ構想を4者に打診
・大阪府、大阪市、JR西日本、南海電気鉄道、阪急電鉄の5者で大筋合意

なにわ筋線の計画ルート

なにわ筋線は、JR大阪駅北側の「うめきた」2期区域の再開発により、設置予定の新駅「北梅田駅(うめきた新駅)」から、なにわ筋の地下を走り、堀江付近で分岐してから、「JR難波駅」と「南海難波駅」を結ぶ約7.4kmの路線です。

北梅田駅 ~ (なにわ筋線) ~ (堀江付近で分岐) ~ JR難波駅・南海難波駅

※全線地下構造となります。

2017年5月20日、「北梅田駅」「中之島」「西本町」「南海新難波」の4駅を新設する計画と発表されました。※駅名は仮称です。

次の地図に塗られてる赤い線が「なにわ筋線」の計画ルートとなります。

なにわ筋線の計画ルート
出典:大阪市

建設費用について

なにわ筋線は、大阪市などが出資する「第三セクター」が出資し、鉄道会社が運行収益で返済していく”上下分離方式”が採用される見通しとなっています。

南海汐見橋駅について

2004年、近畿地方交通審議会答申8号に盛り込まれた内容では、北梅田と南海電鉄汐見橋駅が結ばれ、同時に「汐見橋駅 – 木津川駅間」が地下へ移設される計画でした。

しかし、需要や採算性などを再検証したところ難があると判明。現在は、汐見橋駅ではなく、より採算性の高い難波駅とつなぐ計画に変更されています。

阪急の乗り入れについて

阪急うめだ駅

元々、なにわ筋線の開通は、大阪府、大阪市、JR西日本、南海電気鉄道の4者で話し合われていましたが、突如、阪急電鉄が「なにわ筋線関連事業」として参入することを表明しました。

阪急電鉄の参入は、多くの鉄道関係者や鉄道ファンにとって、驚きだったのではないでしょうか?

日本経済新聞によると、

北梅田―JR新大阪駅の区間までは4者で協議する方針だった。だが阪急電鉄が阪急神戸線十三駅と北梅田駅をつなぐ新線構想を「なにわ筋線関連事業」として協議するよう4者に打診。北梅田―新大阪駅と北梅田―十三駅の2区間については阪急を含む5者で協議する方向となった。

出典:日本経済新聞「なにわ筋線30年開通 JR・南海運行、新駅以北は阪急交え協議」

とのころです。

しかし、JR西日本・南海電気鉄道と阪急電鉄では、軌間(レール幅)が違ってきます。

  • JR西日本・南海電気鉄道 → 狭軌(1,067mm)
  • 阪急電鉄 → 標準軌(1,435mm)

報道によると、十三駅に地下新駅を設置し、「十三駅 - 北梅田駅」において、新たに新路線(狭軌)を敷いて、なにわ筋線に乗り入れるようです。

また、阪急は、「十三駅 - 新大阪駅」の鉄道免許も取得しており、将来的には、新大阪駅に新駅を作る構想もあります。

各社の運行ルート

JR西日本、南海電気鉄道、阪急電鉄の運行ルートは次のとおりです。

JR西日本
新大阪駅 - 北梅田駅 - JR難波駅 - 関西空港駅

南海電気鉄道
新大阪駅 - 北梅田駅-南海難波駅 - 関西空港駅

阪急電鉄
十三駅 - 北梅田駅

報道によると、北梅田駅までの鉄道免許を南海電気鉄道が取得。

「新大阪駅 - 関西空港駅」を”特急はるか”をはしらせるJR西日本と”特急ラピート”をはしらせる南海電気鉄道の両社で共同運行するようです。

※あくまでも検討案での運行ルートとなります。今後、変更等が生じる可能性があります。

なにわ筋線開通のメリット

なにわ筋線開通により、「大阪・梅田エリア - 関西国際空港」のアクセス時間が”16~26分程度”短縮されます。

なにわ筋線開通後のアクセス時間
  運行ルート 所要時間
現状(JR) JR大阪駅 - (JR大阪環状線) - 天王寺駅 - 関西空港駅 約64分
現状(南海) 地下鉄梅田駅 - (御堂筋線) - 南海難波駅 - 関西空港駅 約56分
開通後(JR) 北梅田駅 - (なにわ筋線) - JR難波駅 - 関西空港駅 最速40分
開通後(南海) 北梅田駅 - (なにわ筋線) - 南海難波駅 - 関西空港駅 最速38分

その他、「新大阪・京都・神戸 - 関西国際空港」のアクセス時間も早くなります。

最後に

ついに動き出した大型プロジェクト。

大阪都心から関西国際空港へのアクセス時間が短縮され、関空発着の格安航空会社(LCC)の利用が容易になるのではないでしょうか?

その他、計画次第では、大規模な再開発がはじまる「うめきた」エリアや大阪新美術館(仮称)の建設予定地である「中之島」のアクセスが良くなり、なにわ筋周辺への利便性も高まります。

今後、さらなる調整をしてから、結論をまとめ、大阪市が2018年度政府予算概算要求に「なにわ筋線」の事業費を盛り込むように要請する方針となっています。

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